「漬物ステーキ」  料理

漬物ステーキ、岐阜県飛騨、高山地方の郷土料理。
高山の真冬



冬の朝食を用意するお母さんは、漬物を取り出すため「かなづち」を手にします。外に

置かれた漬け樽には上がった水が厚く凍って。かなづちで氷を砕き、取り出した漬物は

氷のように冷たく。水気を絞り、そのまま食卓に上る「きり漬」には砕いた氷が混じる

ことがあり。あまりに冷たい漬物を少しでもおいしく食べようと油で軽く炒めたもが、

高山の名物となり「漬物ステーキ」と言われています。他には春になって少し酸味の出

た「きり漬」の古漬けを、おいしく食べるために炒めて食べたのが始まり、とも言われ

ています。山間に暮らす人々が野菜の少ない厳しい冬に、漬物を主婦が工夫した食もの

が、今では高山の名物となる



 「あづま」の漬物ステーキ  ¥480.− 是非食べてみて下さい