「鷹長(たかちょう) 油長酒造」 日本酒
鷹長菩提元造り蔵元 油長酒造 奈良県御所市本町1160
菩提もと(ぼだいもと)造りとは
菩提もと(ぼだいもと)とは、室町時代(1400年初め・約500年前)に奈良・菩提山正暦寺(ぼだいさんしょうりゃくじ)において、創醸された醸造法です。製造工程で「生米」を使用することを特徴としており、山廃仕込みなど生もと系仕込みの元となった醸造方法ともいわれています
酒質 ☆原料米:キヌヒカリ・アキツホ☆精米歩合50%以下
日本酒度-7☆アルコール度数:17.5度☆酵母:菩提もと
杜氏:南部
正暦寺領の米と水を用い境内より分離した「正暦寺乳酸菌・正暦寺酵母」の働きにより、もとを造り、これに近代醸造法を融合させた奈良県独自の地域特性のある濃醇旨口の純米酒です。
この菩提もとの醸造技術は、正暦寺においても後世に継承されるという文化的側面も持っています。
おだやかでやわらかい香りがします。含むとやわらかな甘味を帯びた味わいが豊に広がります。ただ甘いだけではなく、しっかりした酸が全体を引き締めキレも良い。べたっとした甘さではないのです。
特別な造り方をしたと言うと、飲みにくそうとか、かなり個性的とか思われるかもしれません。がそんなことはまったくありません。なるほど日本酒度が、−4で酸度が3.2。今どきこんな酒はちょっとないです。でも頭で想像するよりぜひ体感してください。飲めばはまりますよ。
当店では冷やして。冷やすことにより、甘味を適度に押さえ酸をきれいに立たせるからです。オンザロックも美味です
当店では [150ml]・・・¥680.−