「うすはりグラス」 雑談

当店は冷やで日本酒を御飲みいただく場合は、うすはりグラスで提供させていただいてます。

うすはりグラスは東京の松徳硝子で江戸硝子の技術を受け継ぎ、電球の球を作る技術を応用したもので職人が一ヶずつ丁寧に作りあげたもの。

酒器としては錫の盃などがありますが。「熱伝導」　「飲み口」「　手触り」などを考えると「うすはりグラス」に勝るものはないと考えます。

コストを考えますと。割れない錫の盃の方が良いのですが一度「うすはりグラス」で飲むとこの繊細な飲み口を選んでしまいます。

話は少し変わりますが、良く居酒屋に行くとザルに猪口を沢山入れて御客様に選んでいただく店が在りますが、誰の手が触ったかわからない猪口で飲むのはためらいます。

御銚子と猪口は湯洗いして出していただきたいものと考えます