「天満宮前の原産守口大根」

守口大根

太閤さん時代の大坂天満の天満宮鳥居前を名産地として、「宮の前大根」の名があリ昔は天神筋町=俗称九丁目筋の昔名が宮の前、現在裁判所のあるもとの若松町にも栽培の古伝がある。それが、太閤さんの大坂築城で、天満が市街化した結果、産地が北方の長柄・橋寺に移り[宮の前口大根]のことを[長柄大根]或は[橋寺大根]と呼んだ。この大根の一番適した場所が現在の狼島や旧淀川中州で、この地が明治以後守口町に編入された所で。そして守口(もりぐち)大根と呼ばれた。

現在は愛知県の特産物となっています。世界最長の大根で、長さが2m、根の太さは2cm程度、と非常に細長いのが特徴です。漬物店で「守口漬け」として、首の部分が青い紫色の細い大根がクルクルと入っている樽漬けを見ます